ローカルコードの文字列をUTF-8の文字列に変換するコールバック関数の型を宣言します。

構文

typedef char *(*XML_LOCAL_TO_UTF8_STRING)(
  char *src,
  int length,
  int *error_code,
  size_t *output_length
);

パラメータ

src
[in] ローカルコードの文字列を指すポインタ。
length
[in] 変換するバイト数を指定します。負の値を指定すると、srcが指す文字列がNULで終端するまでの範囲を変換します。
error_code
[out] エラーコードを返す変数を指すポインタ。エラーコードが不要のときはNULLを指定します。
output_length
[out] 変換結果の終端のNULを除いたバイト数を返す変数を指すポインタ。バイト数が不要のときはNULLを指定します。

戻り値

 変換が成功したら変換結果を格納したバッファを指すポインタを、それ以外はNULLを返します。

解説

 この型は、XML_CreateXmlObject関数LocalToUtf8Funcパラメータに指定するコールバック関数の型を宣言しています。

 次の関数はこの型と互換性があり、LocalToUtf8Funcパラメータに直接指定できます。

 CONV_LocalToUtf8String関数を使用して独自のコード変換を行う関数を作成することもできます。

必要条件

ヘッダファイル:
XML.h
CodeConversion.h : ver.1.1.1以降

最終更新日:2021/09/24