このワークスペースにはサンプルプロジェクトが含まれており、それにはOPH-5000iにインストール可能なユーザアプリケーションをビルドするために必要なツールと設定が含まれています。
OPH-5000i用のユーザアプリケーションは、このサンプルプロジェクトを基にして開発します。
次のリンクから圧縮ファイルをダウンロードし、解凍してください。
以下の例では、"C:\e2_workspace" フォルダに解凍していますが、解凍先のフォルダの場所や名前は作業をしやすいものに変更してください。
この圧縮ファイルを解凍して得られるファルダがワークスペースのフォルダです。このワークスペースに含まれるOPH5000APPフォルダがサンプルプロジェクトのフォルダです。
C:\e2_workspace
├─.metadata
│ │ ...
│ │
│ └─...
│
└─OPH5000APP
│ .ApplicationDebuglinker
│ .cproject
│ .info
│ .project
│ .Releaselinker
│ custom.bat
│ libSTARTUPOPH5000.a
│ makefile.init
│ rx_checksum.exe
│
├─.settings
│ │ ...
│ │
│ └─...
│
├─Release
│ │ ...
│ │
│ └─...
│
└─src
app_version.c
lib.h
logapi.h
main.c
サンプルプロジェクトのフォルダには次のファイルが入っています。
- src\app_version.c
- ユーザアプリケーションのバージョンを記述します。編集可能なファイルです。
- src\main.c
- ユーザアプリケーションのコードを記述します。編集可能なファイルです。
- src\lib.h, src\logapi.h
- ネイティブAPIライブラリのヘッダファイル。
- libSTARTUPOPH5000.a
- ネイティブAPIライブラリのライブラリファイル。
- その他
- OPH-5000iにインストール可能なユーザアプリケーションをビルドするために必要なツールと設定が含まれています。
(重要)
- サンプルプロジェクトにはネイティブAPIライブラリのヘッダファイルとライブラリファイルが含まれていますが、これらはシステムソフトウェアの更新に伴って変更される場合があります。 これらのファイルの最新版は、システムソフトウェアのリリースに含まれているので、ユーザアプリケーションをビルドする際にはシステムソフトウェアのリリース履歴を確認してください。
プロジェクトとワークスペースについて
e² studioでは、プロジェクトがビルドを行う基本単位であり、それぞれのプロジェクトのフォルダに必要なファイルが格納されています。 個々のユーザアプリケーションは、それぞれ独立したプロジェクトであり、それぞれのプロジェクトのソースファイル、リンクするライブラリファイルや各種の設定などがプロジェクトのフォルダに格納されます。e² studioは、ワークスペースと呼ばれるフォルダにプロジェクトを保存します。一つのワークスペースフォルダには複数のプロジェクトを含めることができます。
e² studioを起動するとき、ワークスペースフォルダを指定します。起動時に指定したワークスペースフォルダに含まれるプロジェクトをそのセッションで操作できます。
例:
C:\e2_workspaceはワークスペースフォルダで、その中にMYAPP01、MYAPP02という名前のプロジェクトがあります。
C:\e2_workspace
├─.metadata
│ └─...
│
├─MYAPP01
│ ├─.settings
│ │ └─...
│ ├─Release
│ │ └─...
│ └─src
│
└─MYAPP02
├─.settings
│ └─...
├─Release
│ └─...
└─src
最終更新日:2022/03/31