メニューアイテム、オプション、リスト表示領域の開始位置と行数の指定に従ってリストリソースを生成し、リストハンドルを返します。

構文

LIST_HANDLE AL_CreateList(
  const AM_MenuItem *menuTable,
  const pAM_Option option,
  int list_ypos,
  int list_lines
);

パラメータ

menuTable
[in] メニューアイテムを指定する場合は、メニューアイテムを定義したAM_MenuItem構造体の配列を指すポインタを指定します。それ以外の場合はNULLを指定します。
option
[in] オプションを指定する場合はAM_Option構造体を指すポインタを指定します。それ以外の場合はNULLを指定します。
list_ypos
[in] リスト表示領域の開始位置のY座標を、0から始まる行位置またはAM_PIXマクロでピクセル座標で指定します。例えば AM_PIX(100) と記述するとピクセル座標で 100 を指定できます。
list_lines
[in] リスト表示領域の行数。

戻り値

 関数が成功したら生成されたリストリソースのリストハンドルを、それ以外はNULLを返します。

解説

 パラメータで指定したメニューアイテムとオプションに従ってメニューリソースを生成し、そのメニューリソースを内部に含むリストリソースを生成して、そのリストリソースを表すリストハンドルを返します。

 本関数でリストリソースを生成した直後は、リストアイテムは登録されていません。リストアイテムを登録するにはAL_AddListItem関数またはAL_AddListItemEx関数を使用します。



 リスト表示の画面は、リストアイテムを表示するリスト表示領域と、それ以外のメニューアイテムによって表示を行う領域に分かれます。リスト表示領域はlist_yposlist_linesで指定します。
 下図はリスト表示の画面例で、中央の部分がリスト表示領域で、それ以外の表示はmenuTableで指定されたメニューアイテムです。
 リスト表示関数を呼び出すときは、本関数の戻り値のリストハンドルを指定します。

 リスト表示画面上のメニューアイテムをメニュー表示関数で操作するには、AL_GetMenuHandle関数で取得したメニューハンドルを指定します。

 本関数の戻り値がNULL以外の場合は必ずAL_ReleaseList関数を呼び出してリストリソースを解放してください。

必要条件

ヘッダファイル:
lib.h
AdvancedMenu.h
ライブラリファイル:
libAdvancedMenu.a
libSTARTUPOPH5000.a

最終更新日:2021/02/06