システムソフトウェアの新版(システム 24.0)をリリースしました。
リリース履歴

変更内容

  • 標準アプリケーションをTH16J20に更新しました。
    項目ごとに初期値を指定できるようにしました。
    文字種が数値、もしくは数字、日付のとき、範囲指定できるようにしました。
    入力中にCLRキーを押すと全選択するようにしました。
    計算式を指定し、項目と四則演算と剰余計算した項目を表示できるようにしました。
    ブザー設定に小を追加しました。
    最小桁数設定を作成しました。最小桁数以下であればブザーを鳴らし、入力を確定できないようにしました。
    文字種に日付を追加し、日付として成立しない場合は入力を確定できないようにしました。
    入力桁数以下の場合に、ファイル出力の形式でマスター検索するオプションを追加しました。(固定長のみ)
    日付と時刻の区切りを出力しないオプションを作成しました。
    データ削除メニューにデータをすべて削除する「全て」とマスターを削除する「マスターファイル」を追加しました。
    標準アプリエディタからスキャナモードの設定受信時、引用符で囲われたメニューを設定できるように修正しました。
    データファイルのprefix/suffix設定を追加しました。
    業務の入力項目にOCR画像を表示するオプションを追加しました。
    新しくマスター参照を指定した場合、マスター参照でキー開始位置を0以外にしたとき、入力がオフセットしないように修正しました。
    ピッキング機能を追加しました。
    スキャナモードの読取設定登録で設定の削除時と、登録画面からCLRキーで戻る時に、元の選択欄にカーソルを合わせるようにしました。
  • ネイティブAPIの拡張:setsockoptでSNIを有効に出来るようにしました。
  • OCR3.0固有ID画面を表示した時点でUSBHIDへの切り替えを行うようにしました。
  • NTPサーバーの初期値を変更しました。
  • OSステータスの描画後、USER_FONTのためのフォントテーブルを復元するように修正しました。

(注意)

 24.0として出荷されるOPH-5000iは、順次、BD01J13以降でのみ動作可能な部品に切り替わるため、20.0/BD01J12以前にダウングレード出来なくなります。

システムソフトウェアの各コンポーネントのバージョン

Boot:TH14J08
OS:TH15J24
標準APP:TH16J20
Decoder:BD11J02
WLAN:19.6.4
BT:TD01J05

システムソフトウェアの更新手順

 次の手順でリモートインストーラ(Update OPH-5000i 24.0)をPCにインストールし、これを使用してお客様の端末のシステムソフトウェアを更新できます。
  1. USBドライバがインストールされていない場合は、次のページの手順に従ってインストールを行ってください。
  2. 次のリンクから新版のzipファイルをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたzipファイルを解凍すると次のファイルが得られます。
    OseComm32_Settings.msi
    Setup.exe
  4. Setup.exeファイルを開いてインストーラを起動します。
  5. ガイダンスに従ってインストールを行ってください。インストール中に表示される設定項目についてはすべてデフォルトのままで問題ありません。
  6. 正常にインストールが終了すると、デフォルトではスタートメニューのOpticonフォルダに「Update OPH-5000i 24.0」という名前でショートカットが登録されます。
  7. 端末とPCをUSBケーブルで接続し、リモートインストーラで端末のシステムソフトウェアを更新します。操作方法の詳細は次のページを確認してください。

ネイティブAPIライブラリの更新手順

 アプリケーションプログラムを新版のシステムソフトウェアに対応させるには、次の手順でネイティブAPIライブラリを更新します。
  1. 次のリンクからzipファイルをダウンロードします。
  2. zipファイルを解凍すると次のファイルが得られます。
    lib.h
    logapi.h
    libSTARTUPOPH5000.a
  3. これらのファイルをアプリケーションのプロジェクトにコピーし、アプリケーションをビルドします。

    (注意)

    • 新版のシステムソフトウェアで追加された関数を使用しない既存のアプリケーションでは、これらの新版のファイルをプロジェクトにコピーしてビルドし直す必要はありません。
    • 新版のシステムソフトウェアで追加された関数を使用するアプリケーションを古いバージョンのシステムのデバイスにインストールして実行すると、その関数が呼び出された時点で次のようなエラーメッセージが表示され、BSキーを押すとデバイスが再起動します。
    • 
        JUMP EXCEPTION!
        Nr=xxx at xxxxxxxx
      
      

最終更新日:2025/01/23