指定したソケットにオプションを設定します。

構文

int setsockopt(
  SOCKET sock, 
  unsigned char u8Level, 
  unsigned char option_name, 
  const void *option_value, 
  unsigned short u16OptionLen
);

パラメータ

sock
[in] ソケットディスクリプタ
u8Level
[in] プロトコルレベルを指定します。
説明
SOL_SOCKET ソケットのオプションです。
SOL_SSL_SOCKET SSLのオプションです。
option_name
[in] オプションを指定します。
説明
[u8Level = SOL_SOCKET] SO_SET_UDP_SEND_CALLBACK:
UDPのコールバックの有効/無効を設定します。
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET] SO_SSL_BYPASS_X509_VERIF:
指定したソケットで接続時、X509証明書検証プロセスをバイパスできるようにします。
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET] SO_SSL_ENABLE_SNI_VALIDATION:
指定したソケットで接続時、SNIを有効にします。
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET] SO_SSL_SNI:
指定したソケットで接続時のSNIのホスト名を指定するためのオプションです。SNIのホスト名はoption_valueに指定します。
option_value
[in] 設定値のポインタを指定します。
説明
[u8Level = SOL_SOCKET
option_name = SO_SET_UDP_SEND_CALLBACK]
有効/無効を示すint型の設定値のポインタを指定します。
1:有効
0:無効
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET
option_name = SO_SSL_BYPASS_X509_VERIF]
有効/無効を示すint型の設定値のポインタを指定します。
1:有効
0:無効
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET
option_name = SO_SSL_ENABLE_SNI_VALIDATION]
有効/無効を示すint型の設定値のポインタを指定します。
1:有効
0:無効
[u8Level = SOL_SSL_SOCKET
option_name = SO_SSL_SNI]
SNIのホスト名を指定します。ホスト名は63桁以内です。ホスト名の終端はNULLである必要があります。(64桁目にNULLを指定することは可能です。この時、u16OptionLenは63です。)
u16OptionLen
[in] 文字列の長さを指定します。option_name = SO_SSL_SNIのときのみ使用されます。
(例)option_value = "www.opto.co.jp"の場合、u16OptionLenは14。

戻り値

 関数は下記の値が返却されます。
説明
SOCK_ERR_NO_ERROR 成功
M2M_ERR_SLEEP_FAIL SysWLANInit関数により初期化を行ってください。
上記以外 setSockOpt関数の失敗

解説

 指定したソケットにオプションを設定します。

必要条件

ヘッダファイル:
lib.h
ライブラリファイル:
libSTARTUPOPH5000.a

最終更新日:2025/01/23