LogApiライブラリの概要は次のとおりです。
ログメッセージを出力する
ユーザアプリケーションからLOG_PRINTF関数またはLOG_PRINTF_T関数を呼び出してログメッセージを出力できます。出力されたログメッセージはOSが管理するRAM上のログバッファに保存されます。注意
- ログバッファの容量は約1MBです。後述の方法でログメッセージを読み出す前に容量を超えるログメッセージが出力された場合は、古いログメッセージから順に削除されます。
- 本ライブラリで出力するログメッセージは、バッテリーの取り外しや、バッテリの枯渇によりRAMのデータが消えてもログを残したい用途では使用できません。そのような用途の場合は、アプリケーションプログラムで独自にFlashDiskにログを保存するコードを記述してください。
ログメッセージを読み出す
次のいづれかの手順でログバッファからログメッセージを読み出すことができます。ファイルに保存する
- Log settingsのKeep log on restartを有効にします。
- Log settingsのDebug zoneでZONE_APPを有効にします。
- ログメッセージを出力するユーザアプリケーションを実行します。
- システムメニュー:その他メニューの「ログ保存」を実行すると、再起動後にログバッファにあるログメッセージが"SAVELOG.TXT"のファイル名でFlashDiskに保存されます。
- USBファイル転送を使用して保存したログファイルをPCにコピーします
LogReceiverで受信する
- Log settingsのEnable transferを有効にし、USBまたはBluetoothを選択します。
- Log settingsのDebug zoneでZONE_APPを有効にします。
- PCでLogReceiverを起動し、USBまたはBluetoothのチェックボックスを選択します。
- PCと端末を選択した方法で接続します。
- ログメッセージを出力するユーザアプリケーションを実行します。
- LogReceiverの画面に受信したログメッセージがリアルタイムで表示されます。
関連事項
最終更新日:2021/06/03