ソケットのコールバック関数の型を宣言します。

構文

typedef void (*tpfAppSocketCb)(
  SOCKET sock,
  unsigned char u8Msg,
  void *pvMsg
);

パラメータ

sock
[in] ソケットディスクリプタ
u8Msg
[in] メッセージの種類を表すメッセージID。
説明
SOCKET_MSG_BIND BindSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_LISTEN SyncListenSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_DNS_RESOLVE 内部使用
SOCKET_MSG_ACCEPT AcceptSc関数の処理結果。
または、ListenSc関数を実行後に通信相手から接続要求があったことを表すメッセージ。
SOCKET_MSG_CONNECT ConnectSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_RECV RecvSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_SEND SendSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_SENDTO SendtoSc関数の処理結果。
SOCKET_MSG_RECVFROM RecvfromSc関数の処理結果。
pvMsg
[in] メッセージデータを指すポインタ。

戻り値

 なし

解説

 RegSocketCallbackSc関数pfAppSocketCbパラメータで指定するコールバック関数の型を表します。

 ユーザが非同期型のソケット関数を呼び出すと、その処理要求はキューに登録され、非同期に処理されます。要求された処理が終了したら、コールバック関数を呼び出して処理の結果を表すメッセージデータをユーザに返します。

 コールバック関数のu8Msgパラメータにはメッセージの種類を表すメッセージIDが、pvMsgパラメータには処理の結果を格納したメッセージデータを指すポインタがそれぞれ渡されます。
 メッセージデータの型は、メッセージの種類ごとの異なります。詳細はそれぞれの非同期型ソケット関数を参照してください。

必要条件

ヘッダファイル:
lib.h
ライブラリファイル:
libSTARTUPOPH5000.a

最終更新日:2020/11/26