書込み終了後、自動的にユーザモード2で再起動し、新しいアプリケーションが起動します。
構文
int RunApplFromFile2(
char *filename
);
パラメータ
- filename
-
[in] 展開するアプリケーションファイル名を指定します。
戻り値
関数が成功したらOS再起動を、それ以外ならばRAP_ERR_FILETYPE、もしくはRAP_ERR_FILENAMEを返します。関数名 | 説明 |
---|---|
なし(再起動) | 成功 |
RAP_ERR_FILETYPE | 指定のファイルは有効なアプリケーションではありません。 |
RAP_ERR_FILENAME | 指定のファイルは存在しません。 |
解説
本APIはOSバージョンTH15J09以降の対応となります。新しいアプリケーションファイルはUSB MSD等を介して端末のファイルシステムに保存済みである必要があります。
アプリケーションのファイル形式は (e.g. APPL.HEX)必要です。
新しいアプリケーションが正しくアップロードされるまで、アプリケーションは完全に制御されたままになります。
本関数は指定したにファイル名の内容に対していくつかのチェックを行います。
エラーが見つかった場合、元々ユーザモード1に入っていたアプリケーションを消去しませんが、エラーコードを返します。
アプリケーション展開後もアプリケーションファイルは削除されません。
(注意)
元々ユーザモード2に入っていたアプリケーションプログラムは、API成功時に削除されます。必要条件
ヘッダファイル:
lib.hライブラリファイル:
libSTARTUPOPH5000.a
最終更新日:2020/10/09