使用するフォント種類を設定します。

構文

int SetFont(
  unsigned int type,
  char *name
);

パラメータ

type
[in] ユーザフォントまたは、組み込みのシステムフォントの種類を指定します。
説明
USER_FONT nameにて指定されたユーザフォントを選択。
HUGE_FONT システムフォント(特大)選択。
LARGE_FONT システムフォント(大)選択。
LARGE_FONT2 システムフォント(大2)選択。
MEDIUM_FONT システムフォント(中)選択。
SMALL_FONT システムフォント(小)選択。
TINY_FONT システムフォント(極小)選択。
name
[in] ユーザフォント指定時に、フォントテープルを指定します。
システムフォントが指定された場合は無視されます。

戻り値

 関数の成功(OK)もしくは失敗(ERROR)を返します。

解説

 この関数は文字フォント種類の選択に用いられます。
 本関数により、定義されたフォントの指定ができます。
 指定可能な最大のビットマップは24ドット×24ドットです。
 文字の個数の制限はありませんが、表示可能な文字の種類は65,535に限られます。
 初期状態では、MEDIUM_FONTが選択されています。

必要条件

ヘッダファイル:
lib.h
ライブラリファイル:
libSTARTUPOPH5000.a

サンプル

#include <stdio.h>
#include "lib.h"

const char charmap[2+7*6] = {// 7 char's * 6 bytes plus 2 header bytes
    0x06, 0x06,
    0x00, 0x38, 0x44, 0x44, 0x38, 0x00, //0
    0x00, 0x7C, 0x14, 0x14, 0x08, 0x00, //1
    0x04, 0x04, 0x7C, 0x04, 0x04, 0x00, //2
    0x00, 0x44, 0x7C, 0x44, 0x00, 0x00, //3
    0x00, 0x38, 0x44, 0x44, 0x44, 0x00, //4
    0x00, 0x38, 0x44, 0x44, 0x38, 0x00, //5
    0x00, 0x7C, 0x08, 0x10, 0x7C, 0x00  //6
};

void main(void)
{
    int x;
    SetFont(USER_FONT, (char *)charmap);
   for(x=0;x<7;x++)
    {
        GotoXY(2+x,3);
        PrintSymbol(x);
    }
    SetFont(MEDIUM_FONT, 0);
    printf("\nPlease any key\r");
    ResetKey();
    for(;;)
        Idle();
}

最終更新日:2022/03/11