リスト表示の各リストアイテムの表示内容やパラメータを指定します。

構文

typedef struct {
  const char *listText;
  int paletteIndex;
  int showControl;
  bool checked;
  int userParam1;
  int userParam2;
  char userParam3[16];
} AL_ListItem;

メンバー

listText
表示文字列:
 リストアイテムに表示する文字列を指定します。
paletteIndex
パレットインデックス:
 パレットインデックスで表示色を指定します。独自のカラーパレットを登録していないときは、0 を指定します。
showControl
コントロールの種類:
 リストアイテムに追加するコントロールの種類を次のいずれかの値で指定します
説明
AM_NO_CONTROLコントロールを追加しません。
AM_CHECK_BOX表示文字列の前にチェックボックスを表示します。
AM_RADIO_BTN表示文字列の前にラジオボタンを表示します。

checked
checked属性:
 showControlの値がAM_CHECK_BOXまたはAM_RADIO_BTNのとき、ラジオボタンまたはチェックボックスの状態を指定します。trueならばチェックした状態の表示を、それ以外はチェックしない状態の表示を行います。
userParam1
 アプリケーションプログラム用のint型のパラメータ。
userParam2
 アプリケーションプログラム用のint型のパラメータ。
userParam3
 アプリケーションプログラム用の16バイトのchar型配列のパラメータ。

解説

 AL_AddListItem関数でリストリソースにリストアイテムを登録するときは、本構造体でリストアイテムを定義します。本構造体を使用せず、AL_AddListItemEx関数でリストアイテムを登録することもできます。

 リストリソースに登録されたリストアイテムのデータは、AL_GetListItemData関数で取得できます。

 リストアイテムのuserParam1userParam2userParam3は、アプリケーションプログラムで自由に使用できます。 AL_AddListItem関数またはAL_AddListItemEx関数で登録されたこれらのパラメータの値は、 AL_SetUserParam1関数AL_SetUserParam2関数、またはAL_SetUserParam3関数で変更できます。

 userParam3の16バイトのchar型配列にはNULを含む任意のバイナリデーダを設定できます。

必要条件

ヘッダファイル:
lib.h
AdvancedMenu.h

関連事項

最終更新日:2020/10/09